記事構成 制作マニュアル

出会い系を兄と妹が語りつくす

検索需要を満たす記事を作るための、記事構成マニュアルです。

キーワード調査については、別の記事で解説してあります。

ここでは、調査済みのキーワードを使って記事構成を作るための方法を解説します。

目次(タップ↓で高速移動💨)

キーワード調査結果の見方

  • キーワード名→ 実際に検索されている、検索クエリ
  • Vol(ボリューム)→ 検索されている数
  • 難易度→ 検索上位になる難易度
  • 流入数→ (仮順位での)検索流入数の実測値
  • 仮順位→ (データ収集時の)サンプルwebサイトの検索順位
  • 文字数→ 上位サイトの記事の文字数

キーワード名→ 実際に検索されている、検索クエリ

実際に検索されている、検索クエリ名です。

検索時の半角スペースの有無も正確に出てきています。

これにより、どのような語句で検索がされているか? が正確に分かります。

小さなようで重大な違い。キーワードは甘く見るな

例えば、「ドライブデート 服装」で検索する人は多いですが、

「ドライブデート 恰好」や「ドライブデート ファッション」と検索する人は少ない ことが分かります。

日常会話ではどちらでも通じる何気ない違いに思えますが、seoでは大きな違いです。

これが「デート 〇〇」関連のキーワードになると、

「デート ファッション」と、今度は「ファッション」という単語も多く使われます。

このように、検索習慣やアルゴリズムの影響で、ジャンルや組み合わせによって使われやすい言葉は毎回違ってきます。

単語の細かな違いを丁寧に記事につなげれば、成果が出やすい

検索エンジンseoを理解し、上位表示する上で重要な点は、

記事の見出しや本文に使う語句は、「実際に検索されている、検索クエリ」に正確に合わせるということです。

検索エンジンの進化で、細かなニュアンスの違いを適切に処理するようになってきたが、まだまだ必要な状況だ。

特別に独自の単語を使いたい理由や根拠がなければ、検索クエリに合わせることを徹底することが基本です。

同義語についての、SEO上の見解

一方、seoについて調べると、「細かな検索語句の違いはどうでもいい」という論調もそれなりに見かけます。

((細かい言葉の違いなんてどーでもいいんだよ 量だよ量産 へっへっへ))

seoの自称専門家でそういう見解を示す人も多くいます。

が、彼らのwebサイトを追跡していると、現在まで生き残っているwebサイトはほぼありません。

現在まで生き残っているサイトはどれも、見出しや構成が優れた、独自性のあるサイトです。

Googleが進化して、同義語の判定が上手になってきている今でさえ、

検索クエリを理解して、できるだけ合わせる(寄り添う)ことの重要性は何ら変わっていません。

日本語の性質上、システムでの同義語 判定が難しい

日本語は、世界中の主要言語の中でも、特に同義語、同義表現の語彙の豊富で有名です。

そのため、英語圏で発達したGoogleアルゴリズムのうち、日本語独自の対応や、適用できないシステムも多くあるものと考えられます。

そういった事情もあり、同義語の判定についても、上手く機能していない ことが多く見られます。

海外情報の受けうりを真に受けちゃ危険なんだね・・

兄 心の声

そうだ。無責任なでまかせは信じるなよ

認識の甘さが引き起こすseo上のリスク

キーワードの使い方を疎かにするとと何が起こるか?

例えば、記事を作るときに、思いつきで「ドライブデートの恰好は?」とか、

ドライブデートのファッションは?」という単語を使った見出しにしてしまうと、

「ドライブデート 服装」と検索した人の検索結果に出てこないことになりかねません。

ドライブデート 恰好」や「ドライブデート ファッション」で検索する人はほぼ0です。

一方、「ドライブデート 服装」は2900も検索ボリュームがあります。

「語句が違ってもちゃんと検索順位が上がるよ、影響はないよ」

と責任をもって、あるいは証拠を提示して 言い切れた人を私は見たことがありません。

最大で2900もの差が出るリスクがある中で、そのように言い切れる根拠は一つもないのです。

やらない理由のほとんどは、書き手が楽したいだけ

「読者にとっての読みやすさを考えて、あえてその言葉を使った」ならまだしも、

ほとんどの場合、ただ面倒くさいから・・そこまでやらなくていいじゃん といった理由で

つまり、書き手が楽するためだけの理由で、なんとなく思いついた言葉を使っているに過ぎません。

「読者が検索で使う言葉」に合わせて記事を作る ことを徹底していきましょう。


Vol(ボリューム)→ 検索されている数

検索されている数であり、キーワード毎の検索需要を現しています。

キーワードが社名や商品名、有名人の名前等の固有名詞であれば、それ自体の人気や影響力を示しているといえます。

ボリュームの多いキーワードで上位表示することで、多くの集客が見込めます。

反対に、ボリュームの全くなかったり少ないキーワードで上位表示してもあまり意味がありません。

記事を構成するときに重要なのは、その記事が上位表示したら、どのキーワードでどれくらいの集客が見込めるか?

を事前に計算して記事を設計するということです。

見出し設計の具体的な判断基準


難易度→ 検索上位になる難易度


流入数→ (仮順位での)検索流入数の実測値


仮順位→ (データ収集時の)サンプルwebサイトの検索順位


文字数→ 上位サイトの記事の文字数

見出し構成の具体的な手順

  1. キーワード毎のまとまりを整理(ツールでかなり整理されているが、さらに整理が必要なことも)
  2. まとまったキーワード群を、ボリュームと記事の流れの両方が自然になるように並び替え

具体例を元に、見出しを作成してみましょう。

テーマは「ドライブデート」です。キーワードリストはこのような感じです。

ドライブデート 8800 ,ドライブデート 付き合う前 4400, ドライブデート 服装 2900
ドライブ デート 1100,ドライブデート キス 1000,ドライブ デート 持ち物 900
初デート ドライブ 600,滋賀 ドライブ デート 600,岐阜 ドライブ デート 500
ドライブデート 何する 500,ドライブ デート 行き先 500,デート ドライブ 500
奈良 ドライブ デート 450,千葉 デート ドライブ 450,ドライブデート 行き先 450
京都 ドライブ デート 400,ドライブデート 付き合う前 女性から 400,ドライブデート 男性が喜ぶ 400
ドライブ デート 告白 400,和歌山 ドライブ デート 350,群馬 ドライブ デート 350
岡山 ドライブ デート 300,ドライブ デート 会話 300,ドライブ デート 音楽 300
ドライブ デート おすすめ 300,ドライブ デート いちゃつく 300,福岡 ドライブ デート 250
初デート ドライブ 付き合う前 250,ドライブデート 告白 250,ドライブデート いちゃつく 250
ドライブ デート 曲 250,ドライブ デート ホテル 250,クリスマス ドライブデート 250
付き合う前 ドライブデート キス 200,付き合う 前 ドライブ デート 200,沖縄 ドライブ デート 200
雨 ドライブ デート 200,マッチングアプリ 初デート ドライブ 200,ドライブデート 夜 200
ドライブデート 服装 冬 200,ドライブデート 男性心理 200,ドライブデート 持ち物 200
ドライブ デート 服装 30 代 200,付き合う前 ドライブデート 男性心理 150,日帰り ドライブ デート 150

私も最初は見ただけで拒絶反応で思考停止したよ..

キーワード毎のまとまりごとに分ける(第一段階)

まずは、キーワードの性質が近いグループに分けます。

※B列が元の一覧表、E~I列がグループ分け処理後

色分けしながら分類すると間違わずにできて、抜け落ちも少なくなります。

全く同じもの、複数あるものはボリュームの大きいほうに統一

「ドライブデート 行き先」のように複数あるもの

「付きあう前 ドライブデート」と「ドライブデート 付きあう前」のように

全く同じ意味のキーワードは、ボリュームの少ないほうを消し、一つに統合してしまって問題ありません

複数のグループにまたがるキーワードは、重要な要素から順に判断

「付き合う前 ドライブデート 男性心理」のように、

「付き合う前」グループにも、「男性心理」グループにもまたがるものがあります。

スッキリ分けられないので厄介ですが、今回の場合は「男性心理」とつくものが女性向けであることが、

分類上の重要性としては最も大きいため、「男性心理」のグループに分けました。

こうして分けるだけでも、記事の構成をどのようにするのがベストか、だんだん見えてきます。

分類したキーワード群で、ピンと来ないものを検索して、不明点を解消しておく

検索キーワードの意味を分からないままに書き始めようとする人がいますが、論外です。

そもそも記事を書く以前に、キーワードの意味も分からずに記事の構成もできるはずがありません。

この時点で、ピンと来ないキーワードのリサーチを済ませましょう。

他記事とのカニバリや、テーマから逸れているものを外す(上級者向け)

似たような記事が何個もある場合には、「カニバリ」という現象に気を付ける必要があります。

カニバリとは、一つのサイトに似たテーマの記事があると、検索評価がマイナスになる現象です。

なぜそういうことが起こるのか?というと、情報が散らかっていて検索エンジンの邪魔になるからです。

兄 心の声

情報が整理されていない適当なwebサイトと判定される

今回の例でいうと、

「男性が喜ぶ」「男性心理」のグループ (女性の検索に特化している)

「地名」のグループ(地名でのデート場所の検索に特化している)

これらのグループは、別の記事にして、専門性を高めたほうがよいと判断することもできます。

また、「初デート」のグループも、他記事で「マッチングアプリ 初デート」などがあった場合には、

今回の記事から外したり、内部リンクを張って、リンク先の紹介に留めるなどの工夫が必要といえます。

グループごとの関係性で並べ替える

今回の例では、「服装」「持ち物」などや 「付きあう前」などの、の準備系を左側に、

状況や場所など、を中央に、

「何する」「告白」「行き先」などのデート中の話題を右側に

キーワードグループを並び替えて整理しました。

入れ子関係とボリューム順で並び替える

グループ内では、基本はボリューム順に並び替えますが、

「ドライブデート 服装」と「ドライブデート 服装 冬」のように、明らかな入れ子関係にあるときは、

ボリューム順に反してもよいので、連続するように並び替えます。

記事の見出しを作る際に、近いトピックにするためです。

コツは、感覚でやろうと思わないこと。
感覚でこれをできる人なんてこの世にいない

キーワード整理後の状態(第2段階)

ここまで書いた内容で整理すると、このようになります。

だいぶスッキリしてきたのが分かると思います。

ここまで来ると、記事の見出し作成まであと一歩です。

記事の骨格を決める手順

ここでようやく、記事のメインテーマを確定させていきます。

「ドライブデート」という大きなテーマを扱うことに変わりありませんが、

話の中心・骨格をどうするか?ということはこの段階で確定できていません。

「ドライブデート 付きあう前」か「ドライブデート 服装」の2つの検索ボリュームが圧倒的に多いため、

この2つのどちらか、または両方が記事の中心になります。

そう考えたとき、「付きあう前」と「服装」の2つの話題はうまくミックスできないことに気づきます。

「ドライブデート 付きあう前」と検索する人→「服装」も調べたい人もいる

「ドライブデート 服装」と検索する人→付き合った後の人もいるし、「付きあう前」とは限らない

つまり、この2つを混ぜて記事を書いた場合、「ドライブデート 服装」で検索してきた人がかなりの割合で

初デートの話はどうでもいいんだが・・」となるわけです。

兄 心の声

これがプロの視点だ

このことから、検索需要に沿った記事にするためには、

「ドライブデート 服装」の記事は服装に絞ったテーマで独立させたほうがよいと判断できます。

ボリューム数が少なすぎるテーマを独立させるのは×

服装のことについては割愛して触れるだけに留め、内部リンクで送るようにします。

h2にすべきキーワードと、h3にすべきものの違い

ここまで整理してきたキーワードを、記事タイトル・大見出し・小見出し 用に分けていきます。

h2にすべきキーワード

  • 入れ子関係の親
  • 検索ボリュームが多い
  • 話題が広げやすく、h3が追加できそう
  • 記事の構成上含めたほうが骨格がしっかりする
  • 上記以外でも、h2候補が足りない場合はh2に昇格

h3に入れるべきキーワード

  • 入れ子関係の子
  • 検索ボリュームが少ない
  • 話題が広げにくい
  • 話の本題から外れ気味
  • 上記以外でも、h2が多すぎる場合にはh3に降格

ボリュームに配慮した上で、記事の話の流れに沿うように並び替える

整理後のキーワードリスト

記事の構成の骨格はここまででほぼ完成です。

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