マッチングアプリが広まって早数年。
彼氏・彼女の恋人探しや、結婚前提の出会いまで、
20代より若い層ではもはや使ったことがないほうが珍しいくらい。
出会って結婚しましたー!
素敵なパートナーと出会えてます。
マッチングアプリでしか付き合ったことないです・・
しかし、その陰で最近よく聞かれるのが・・
「マッチングアプリは女有利すぎじゃね?」
「マッチングアプリの女優遇やばすぎだろ」
「マッチングアプリって男が不利すぎるシステム」「男がきつすぎ」
最初は一部の男性からしか聞かれなかったように思えた不満
ですが、最近はマッチングアプリのシステムの問題なんじゃね?と、
男性ユーザーの多くが気づき始めています。
AbemaTVでも特集された、マッチングアプリの男性不利説
https://times.abema.tv/articles/-/10057481
この番組では、20代のいかにも誠実で、(正直ちょっとモテなさそうな・・)男性が出演し、
うまくいかないマッチングアプリでの涙ぐましい失敗談を話しています。
それに対して、番組側のEXITや女性が、事情を聴きつつアドバイスをする・・という番組なのですが、
冷静にみると、全員がこの20代男性に上から目線でダメ出しやアドバイスをしています。
これってよく見る光景のようで、違和感を感じる人も多いのではないかと思います。
男性にばかりモテアドバイス・・冷静に考えると不平等では?
こういうモテアドバイスは、なぜか男性にばかり行われます。
女性がモテアドバイスをされる例はあんまりみませんね。
あるとしても、女性の友達同士で片方が・・というケースがほとんど。
男性が女性にモテアドバイスをすることはほとんどないどころか、
見ず知らずの人間に、人格否定まがいのアドバイスなんて考えられません。
男女をひっくり返して考えると、異常性がよくわかります。

フン。気づいちまったか・・
女性はずるい・・マッチングアプリの男女格差の真実
マッチングアプリの男女格差10項目
- 男女比が女性少数
- 女性無料、男性だけ有料
- いいねを男性から送らないと始まらないシステム
- 事実上、女性が承認するシステムのため、マッチング率の格差
- やりとりの継続率
- 初デート代は男性負担
- 男性はイケメンとその他で天地の差
- 男性だけ低身長は大幅マイナス
- 地方はさらに格差が大きい
- 女性優位な社会風潮がさらに追い風



順に説明していこうか・・
- 男女比が女性少数
まず、ほとんどのアプリで男女比は8:2~7:3になる。
その仕組み、理由はこちらの記事でも書いてあるので読んでほしい。


簡単に説明すると、女性の利用者は18~30に集中していて、男性の利用者は18~60まで幅広くいる。
しかも、男性のほうがより不特定多数の女性を求める傾向にあるので、
女性はパートナーが見つかったらすぐにやめる傾向にあるが男はやめずに次の女性を探す。
結果的に男女比は7:3~8:2になるというわけだ。
- 女性無料、男性だけ有料
元々、出会い系の頃から行われてきた経験則として、
男女比の男性過多の理由から、アプリ運営会社にとって、男からお金を取る方が儲かるという仕組みがある。
さらに、女性無料にすれば、不足しがちな女性会員の確保しやすく、一石二鳥だ。
そういった構造から、男性は料金上も圧倒的な不利を強いられるというわけだ。
女性が無料で姫様気分になるのも無理はない。
女性にアンケートをとったところ、無料じゃないと使わないと答えた女性はなんと6割もいたという。


男性のみ有料の厳しい課金事情を知らないのか、知っていてなおそんなことが言えるのか分かりませんが、
これが女性の本音ということになる。
マッチングアプリで調子に乗りすぎる女についてまとめた記事も合わせてどうぞ↓


いいねを男性から送らないと始まらないシステム
女性は黙っていてもいいねが大量にもらえる(入会したてで100~300とか)ので、
出会いたいときに気軽にアプリを開いて、いいねしてきた男性を品定めして、
気に入った男がいたらメッセージして会えばいい。
しかし、男はその逆で、まず大量に手あたり次第女性にいいねをしなければ、何も始まらない。
最初は、自分好みの女性にだけいいねをしようとしていた男も、
女性からの反応がなく、あまりに梨のつぶてであることに嫌気がさして、すぐにやめるか、
あるいは運営の術中にはまって何万も課金しては大量にいいねをすることになる。
世界中の多くの男がそうすることで、女性は余計に審査員のような態度になり、
男性はより軽んじられ、マッチングしにくくなる・・
そういうサイクルがシステム上あるというわけだ。
事実上、女性が承認するシステムのため、マッチング率の格差
先ほど説明したとおり、マッチングアプリのシステムは事実上女性が男を承認するシステムとなっている。
おおよそでいえば、女性は男から100人いいねが来ると、20くらいにマッチングして、
そのうち5~6人くらいとメッセージを続けてみて、2~3人と会ってみる
といった割合で行動している。
逆に女性からいいね!をした場合、マッチング率は平均して6~7割はある。
上位5%くらいの男以外はだいたい余裕がないので、いいねされたらとりあえずマッチしてみるからだ。
やりとりの継続率
運よくマッチングしたとしても、やりとりの継続率にも大幅な格差がある。
女性から見たときの継続率(女性に継続の意志があり、男性に打ち切られる場合)は、
およそ7割の確率で2通目まで進むが、
男性から見たときの継続率(男性に継続の意志があり、女性に打ち切られる場合)は、
なんと2割以下となっている。
上手くメッセージが続いたとしても、会うふんぎりがつかずに会うまで長いという声も多数聞かれる。
「マッチングアプリ会うまで長い」問題について書いた記事はこちら↓


初デート代は男性負担
さらに、会う約束までこぎつけたとしても、初デート代の多くは男性持ちだ。
大学生カップルはワリカンになることも多いとして、
社会人以降の男女の出会いで、歳の差が5歳以上ある場合なんてのは、大抵男のおごりが前提になっている。
後述するように、初デートできたとしてもそこから付きあうまで至るのは、
ペアーズのように真面目な出会いを求めるアプリでさえ、多くて50%だ。
タップルや、もっとカジュアルなTinderや出会い系だと、20%にも満たない。
デート代で1万円かかったとして、5回デート=5万円使わないと付きあう相手すら出会えない計算だ。



計算すればするほどアホらしくなると聞く
男性はイケメンとその他で天地の差
さらに多くの非イケメン男性を憤慨させるのが、
一部(約5%)のイケメンに多くのいいね!がつき、いくらでもマッチングするなど
彼らはここまで書いたマイナスをほぼ受けていないということがあげられる。
その格差のえげつなさについてはここではこれ以上触れないが、
真実を覗きたい勇気のある男子は調べてみるとよいだろう。



世の中には知らなくていいこともある
男性だけ低身長は大幅マイナス
また、見逃せない点として、男子だけ異常に身長のマイナスを受けるということもある。
女子の低身長は、低身長好きがかなりの数いることから、実はマイナスにはならない。
統計的な割合で考えれば、男子の約3割が低身長なわけだから、それだけで不利なことが分かる。
地方はさらに格差が大きい
これまで書いてきたことは、主に大都市、特に東京で起こっていることだが、
マッチングアプリ普及率の低い地方でも、この現象は進みつつある。
割合でいえば都市部のほうが競争率は厳しいが、
そもそものユーザー数が圧倒的に少ないので、地方はさらに厳しい戦いを強いられるだろう。
女性優位な社会風潮がさらに追い風
最後に、これはマッチングアプリだけの話ではないものの、
ここ十数年の風潮として、女尊男卑が激しく進んだことも、「男性がきつい」「女性が有利」といわれる大きな理由だ。
何かあれば男性が叩かれ、家庭でもイクメンが求められる。
経済的な強さもなければ、家庭内の強さもない。
喧嘩になれば男が悪い、パパ活をすれば男性が叩かれる。
触ったり声をかけて捕まるのは男だけ。
それでいて、踏んだり蹴ったりの女性優位社会が今だ。
明治~昭和の時代は、世界中で大幅に男尊女卑だったのだから、その揺り戻しとして仕方ない側面もある。
だとしても今を生きる男性諸君にとっては迷惑極まりない話だ。


続く・・